AIプログラムとかUnityゲーム開発について

探索や学習などを活用したAI系ゲームを作りたいと思います。

公的な共済などについて

節税にもなることから、私は小規模企業共済と経営セーフティ共済に加入しています。
あとは、明治安田生命の「じぶんの積立」も加入してます(今年積み立て満期で掛け金の拠出が終わりました)

個人事業主として申告してますが、税金は所得に対して発生するので、控除を増やして課税所得を下げるのが重要です
もちろん高額なスマホなどを機材として買えば経費化して課税所得は減りますが、経費で支出も増えますので、優先すべきは、支出のない経費や控除を増やすことがまずは優先事項でしょう

小規模企業共済

これは個人事業主の退職金積み立て制度ですが、毎月の掛け金は所得控除になり、受取時は、退職金控除の対象になります。また、掛け金は年利1%程度で運用されています。公的な制度なのでほぼ元金保証と考えていいでしょう。
ただし、罠もあって、運用1%といっても、これは掛け金に応じて違う商品になっているようなイメージで、拠出を止めると運用も止まります。
 実例で説明すると、例えば月に3万円拠出してるとして、その拠出を続けてる間は過去の掛け金総額も運用されてますが、掛け金を2万円に下げたり、4万円に上げたり、要するに変額すると、過去の3万円拠出分の掛け金は運用されなくなりますw
 すごい分かりにくいですが、てっきり、掛け金は運用されると思い込んでました
 事業当初、大きく控除をとりたくて掛け金を大きくすれば、控除も増えるし、将来元本まるまる取り返せるし、良い制度なのですが、掛け金を下げた場合などに、すでに掛けている資金が運用されなくなります
 もちろん掛けた時点で、単年度で節税できているので、お得なんですが、運用で増えると考えるのは罠があります
 かといって取り返すには、いったん事業を廃業する必要があり、同年に再度再開すればいいですが、書類手続きも面倒です

 私は2018年から小規模企業共済に加入してますが、退職金控除は、年40万円なので、今年をいれても240万円しかありません
 掛け金より少ないので、今、受け取ると税金を払う必要があります
 (退職金控除は控除後に1/2を課税所得にできるが、分離課税)
 解約もしない、運用もされてないということだと、機構が借り入れて、自分で投資運用するという道があります
 機構からの一般貸付は年利1.5%。担保・審査なしで借入できます(担保は自分の掛け金ですね)
 貸付を受けて、1年間、高配当株などに投資して、1年以内に売却して機構に返済をすれば、仮に年利5%で運用できれば、差額の3.5%が利益になります(特定口座は20%分離課税)

www.smrj.go.jp

私はiDeCoも加入してるので、受取時の退職金控除の扱いは受取時期に応じてかなり複雑になります。

経営セーフティ共済

 こちらは取引先が倒産した場合の連鎖倒産を止めるための仕組みです。
 掛け金を拠出すると、事業上の経費になります。受取時は事業所得になります
 税金の先送りといえる制度です。
 所得税が30%のときにかけて、所得税が5%のときに受け取れば、25%は税率が下がります。
 また、事業所得なので、青色控除や基礎控除・事業上の経費と相殺はできます。
 こちらは運用されてないので、増えるということはありませんが、小規模企業共済とどうよう、掛け金を担保に
 貸付を受けられます。年利は0.9%と格安です
 税理士の解説を見ると、ほぼ無審査で借用できるようです。

www.smrj.go.jp

じぶんの積立

 こちらは明治安田生命の保険です。掛けておくと生命保険控除が適用になります
 年間8万円以上の掛け金で控除4万円とたいした金額ではありませんが、やっておいて損はありません
(すでに生命保険に入ってて生命保険控除を受けている人は関係ありません)
 私は月1万円で年12万円かけて、今年満期になりました(5年で60万円)
 この時点で解約すると60万円そのまま戻ってきます。あと5年間は解約しないで保有しておくと多少増えて戻ります
 5年後に103%なので、具体的には60万円掛け金が1.8万円増えます。明治安田生命が倒産しない限りは元本保証
 積み立て時に運用されず、満期後5年で3%ですから、実質的な年利だとかなり微妙です
(実際は明治安田生命は運用していて自社の利益になっている)
 生命保険控除のためと言えるでしょう
 5年たったので、もう解約して投資に回したほうがいいといえます。来年からの新NISAにでも入れようと思ってます。

www.meijiyasuda.co.jp

NISA

株式の運用益や配当の税金を無税にしてくれる制度です
積み立てNISAと一般NISAとあります
罠としては、値下がりしていても、特定口座と損益通算できないことがあります
儲けても税金は見逃してやるけど、損したら自己責任という感じでしょうかw
岸田総理が大幅にNISAを拡充してくれたので、来年から新しい制度に生まれ変わります
私は2019年から一般NISAを始めましたが、年末に初回時の5年の満期が来ますが、新制度に代わるのでロールオーバーを一度もすることはできませんでした。
もっと早く始めればよかったんでしょうが、SGSを作るまで投資する余裕資金なんてありませんでしたw

現時点で運用成績は

2023 +8.44%
2022 +11.57%
2021 +26.77%
2020 +34.9%
2019 -4.65%

2019年に始めたのですが、翌年にコロナ暴落が来たので大変でした。さすがに握力を発揮するNISAも一部損切してしまい、2019年はいまだに含み益に転換してません
売らなければ2019もプラ転してたと思いますが、2019年の枠にあ後からナンピンできないのもNISAの弱点ですね
そのぶんは2020年に安値で頑張って投資したことで、+34.9%となっています
5年で全体では+16.37%となっています。年120万円の積み立てなので、S&P500の長期の平均利回りが7%程度と考えれば同じぐらいの運用成績かなと思います
今年はまだ50万円ほどしか買ってませんが

iDeCo

確定拠出年金 厚生年金や国民年金と違って自分で投資先を選んで積み立てる公的年金

私は2019年から始めましたが、途中、ハイイールド債を買ったり、日経平均を買ったりした時期もありましたが、
現在は、楽天VTIと海外REITだけの保有になっています
NISAと違って、あとからスイッチングできるのが特徴です。いっさいスイッチングしない人も多いかもしれませんが、
株が高値圏になったら、ハイイールド債に変えておくなどすると、株価暴落のクッションを作ることもできます
(暴落後にハイイールド債を株にスイッチする)

今年で5年目ですが、トータルで+25.48%
構成比 楽天全米86% 三井住友DC外国リート14%となっています。
米株は為替バリアーが利いてるので、この1年ほどは円建てだとほぼ株価一定ですね。がまんの時でしょうか?
あと、リートがかなり悪いです。リモートワークが定着したのか、海外もオフィス不動産賃貸の空室率は高いようです
これは日本も同様ですが
コロナの影響の下げは戻ることが予想できても、オフィス不動産の弱さは、今後も回復しないかもしれません
リートに関して言えば、ホテルリートは観光回復でどんどん上がってますね